歴史・社会・政治

平成の保守主義

中島政希評論集Ⅱ

 

中島政希

1,980円

2011年11月25日

四六判/ハードカバー

378

978-4-8096-7651-2


内容紹介

Contents Introduction

「中島政希評論集Ⅰ」に続き待望の第二弾発売!

保守主義とはいつの時代にも現れる「進歩」とか「普遍」を主張する思想や勢力を疑い、自国の伝統や歴史的経験の中から生まれた制度や文化を尊重して現実に臨む態度のことである。
「戦後保守主義の目標とした『大国』化への希求、それを『大』日本主義と呼ぶとすれば、その夢は政治的軍事的にも、また経済的にも、幻想に終わろうとしている。……
平成の保守主義の目指すところは、否応なく『中』日本主義ということになる。
それは、われわれが、いかなる文明においても避けがたい衰退の運命を甘受し、優雅なる衰退の時代を築いていこうという積極的な決意を意味する」(補章―「中」日本主義の時代へより)

著者プロフィール

Author Profile

衆議院議員。昭和28年(1953年)群馬県高崎市生まれ。
群馬県立高崎高校卒業、早稲田大学大学院法学研究科修了後、
衆議院議員石田博英(官房長官・労相)政策担当秘書、
衆議院議員田中秀征(経済企画庁長官)政策担当秘書、
国務大臣政務秘書官等を歴任。新党さきがけ群馬代表、
民主党群馬県連初代代表を務める。NPO法人公共政策研究所理事長。