カウンセリングについて考える -「響存」的な見地から-


 

誉田 俊郎

1,100円

2015年7月1日

四六判/並製

138

978-4-8096-7787-8

内容紹介

Contents Introduction

カウンセリングとは・・・
カウンセリングがいわば「聴く」ことに始まり
「聴く」ことに終わることは今更言うまでもないことだろう。
そして「聴く」とは何はともあれ、「傾聴」、 つまり
心を込めてクライエントの話を聴くことである。

著者プロフィール

Author Profile

大分県で生まれる(1932)。新制京都大学文学部・独文科卒業(1955)。その後兵庫県・大阪府の公立高校教諭を30年間歴任した後、退職(1985)。
 以後心理臨床の分野に転じる。大阪芸術大学や大阪学院大学の学生相談室の専任カウンセラー・非常勤講師(心理学)、また関西カウンセリング・センターのカウンセリング実習室スーパーバイザー・講師を勤める一方、「関西いのちの電話」では35年間悩みの相談ボランティアを勤めた。
 公的活動の傍ら、私設の心理相談室「メンタルケア天王寺」を開設し(1988)、所長として現在に至る。
 42歳から3年間弱、ユング派分析家樋口和彦氏(故人)に教育分析を受ける。
 臨床心理士として、日本心理臨床学会25周年記念の「学会功労賞」を受賞(2006)。
 著書として、『孤独なこころを支える』(共訳・朱鷺書房)、『電話相談の特質―その可能性と限界』(関西いのちの電話)、『夢の不思議―無意識からのメッセージ』(朱鷺書房)、『私が体験した人生の真実―大学生のレポート』(メンタルケア天王寺)、『夢分析から見る生と死』(風詠社)がある。