近衛前久が謀った真相「本能寺の変」


 

濵田 昭生

1,650円

2013年10月18日

四六判/上製

228

978-4-8096-7705-2

内容紹介

Contents Introduction

戦乱の世、誰もが戦争のない平和な社会を渇望した。信長は、そのような社会を具現しようと、天下を統一して「泰平の世」なる国家社会の構築を使命とした(「布武天下」思想の完遂)。
しかし、公家体制が消滅することを恐れ、謀略を練る者がいた——公家の筆頭・近衛前久だ。前久は、光秀を操って信長を討ち、公家を重用する「公武合体した王政政権」を樹立しようと、公家本位の謀略ストーリーを策定した。

著者プロフィール

Author Profile

1945年、兵庫県生まれ。津名高校、神戸商科大学(現・兵庫県立大学)卒業。
1968年、神戸銀行(現・三井住友銀行)入行。事務部門、業務企画部門、全国銀行協会などを担当。支店長、関西事務センター長などを歴任。
1998年、さくら銀行(現・三井住友銀行)退職。企業役員、銀行傍系会社社長などを歴任。
〈著 書〉
『孫子に学ぶ 21世紀型 組織経営論』(碧天社、2003年)
『織田信長 民姓国家 実現への道』(東洋出版、2006年)
『桶狭間の戦い―景虎の画策と信長の策略―』(東洋出版、2007年)
『信長、謙信、信玄の力量と、天皇が支持した信長の「布武天下」』
(「第八回歴史浪漫文学賞」優秀賞受賞作品、郁朋社、2008年)
『ドキュメンタリー織田信長』(東洋出版、2010年)
『宮本武蔵は、名君小笠原忠真の「隠密」だった』(東洋出版、2012年)