歴史・社会・政治〔123冊〕


歴史・社会・政治

誰にでもわかる憲法のお話

どのように日本国憲法は生まれたのか?

 

雨倉敏広

1,100円

2019年12月16日

四六/並製

176

978-4-8096-7960-5

内容紹介

Contents Introduction

憲法改正論議の今、知っておきたい憲法の成り立ち
日本敗戦後の占領下、どのような背景、議論を経て、現在の日本国憲法が成立したのか。
その成り立ちに触れることで、本来の憲法の姿、今後解決すべき課題も見えてくる!

著者プロフィール

Author Profile

著者 雨倉 敏広
昭和23年(1948)、奈良市生まれ
東洋大学大学院法学研究科博士後期課程修了
博士(法学)、国制史家

歴史・社会・政治

陸奥田村の庄 田村氏伊達氏

 

 

箭内五郎

880円

2019年10月29日

四六判・並製

78

978-4-8096-7952-0

内容紹介

Contents Introduction

政宗、試練の時
信長・・・楽市楽座
秀吉・・・大阪に「市」の設立
関東に残った中間的存在である国人衆、地侍は如何に⁈

【目次】
一、天正十二年 伊達政宗と家臣団
一、略年表
一、田村氏系図
一、陸奥田村の庄 田村氏伊達氏
一、参考文献
一、関連マップ・参考資料

歴史・社会・政治

山の辺の道に夕日が映える

令和天皇即位にエールを贈る

 

杉森暢男

1,650円

2019年10月29日

四六判・並製

582

978-4-8096-7892-9

内容紹介

Contents Introduction

第一巻 『【発生篇】スサノオの命の神話』(国家成立以前一九八九年出版、新典社)

第二巻 転換篇(本書の前篇部)
 序説 古事記神話への手がかりとなる方法論 ―波動への共鳴
  第一章 日本の古典の認識論 ―波動の働き
  第二章 波動認識論 ―波動としての現象をどう捉えたらよいか
  第三章 神話の二元論的構成 ―救済のエネルギーと破滅のエネルギー

 転換篇 天照大神の照り映えるエネルギー
  第一章   葉がざわめく時の祝福
   第一節 古事記的意識の流れ ―神学的浄化の作用
   第二節 万葉的意識の流れ ―心理的浄化作用
   第三節 「葉」の振りによる呪法
   第四節 羽の振りについて
   第五節 風に期待する生命力
  第二章 悪霊を払う時の弓矢の働き ―出雲は予兆としては吉か凶か
   第一節 出雲の由来
   第二節 弓で悪霊を払い国の内部を固める
   第三節 矢で霊威を払い国勢を外に向かって振るう
  第三章 万葉からみた英雄の心理
   第一節 日本の古代心性の心理的な背景
   第二節 古代心理の分類の万葉的項目
   第三節 大国主の命と倭建の命の人格の違い
   第四節 倭建の命を記述する古事記と日本書紀の違い
  第四章 国に権威を与えた青銅器 ―銅鐸は大国主同士の対決の中でどのような役割を果たしたか
   第一節 国の境界地帯としての原
   第二節 境域を画定していた銅鐸
   第三節 青銅器に衝撃を与えた鉄剣

第三巻 総括篇(本書の後篇部)
 総括篇 神としての大国主の命 ―破滅と救済のエネルギー
  第一章 神話における海の役割 ―少名毘古那神はなぜ海からきたのか
   第一節 イオンの働きを前提にしたスクナヒコナの神 ―大国主の懐古性はどこからきたのか
   第二節 イオンの波動の意味
   第三節 貝に込められた海のエネルギー
   第四節 海中の神を求めて潜る
  第二章 イオンに対する感性 ―スクナヒコナの神に対してどう対応したか
   第一節 受け入れる側の心身の姿勢
   第二節 超音波の働き
   第三節 呪能の基をなす自然
  第三章 神々の体系 ―期待される発生的状況
   第二節 山における神の顕現について ―万葉人にとって「心」とは何であったか
   第三節 海における神の顕現について ―万葉人にとって「神」とは何であったか
   第四節 折口信夫の神
  第四章 出雲における祭礼 ―大国主の命の魂の恐怖を鎮める
   第一節 しぶきを受ける・高層建築 ―祭式a・b・c
   第二節 出雲における祭礼・神火 ―祭式d・e・f
   第三節 みそぎをする・神官 ―祭式i・j
 第五章 国譲り ―大国主の命の死を迎える
  第一節 大国主の命の国譲りの意図
  第二節 古事記以降の大国主の命の鎮魂の祭式
  第三節 パターン文化の変遷 ―大国主の命を神としてどのように位置づけるか
 第六章 地域の鎮魂 ―万葉人にとって「国」とは何であったか
  第一節 振る里から古里へ ―基礎領域の変貌
  第二節 クニから国へ ―大国主の名称に表された時代の変貌
  第三節 大国御魂の神社の成立へ

万葉仮名の読みの問題点 ―万葉の中心概念を正常化させるために

エッセイ

根性蛙

 

 

河内徳丸

990円

2019年10月13日

四六判・並製

416

978-4-8096-7947-6

内容紹介

Contents Introduction

創業以来経営者としての知識を学び、培ったものを原点にして『感動は心の喜び』を出版したが全く見向きもして貰えなかった。最近になって知人・知己から「経営信条から家庭教育・人生哲学等多岐に亘り事例を使って分かり易い内容である。老若男女を問わず参考になるので、もう少し手を加えて再出版したら」と声が掛かり、ついその気になって一人でも多くの人に読んで貰える様に願いを込めて『根性蛙』と題して出版した。

著者プロフィール

Author Profile

1931年1月31日東広島市豊栄町吉原(旧広島県世羅郡 吉川村吉原)生まれ。
広島県立河内高校(夜間)卒。
三原帝人、吉川村森林組合、大一金属工業所、大有工 作所を経て豊栄金属工業設立。

 

池畑孝次郎

4,400円

2019年11月7日

A4/並製

460

978-4-8096-7948-3

内容紹介

Contents Introduction

山口に眠る歴史的遺産を再び蘇らせる!

古代の山口――周芳国に描かれた地上絵「五形図」は
1300年間、国家と国民の安寧を祈り続けてきた。
『山口に残る古代地上絵北斗図の謎』続編にあたる本書では「北斗図」後、五大思想をもとに作られた「五形図」の謎を340地点余りの山・神社の実地調査を経て解明していく。

著者プロフィール

Author Profile

1949年、米国統治下の奄美大島名瀬市に生れる。
1975 年、鳥取大学医学部卒業。
1987年、医院を開く。
1998年、現在地に移転、地上絵を発見する。
医学博士
前著に『山口に残る古代地上絵 北斗図の謎』(東洋出版)がある。

歴史・社会・政治

いきなり早稲田に入れる日本史

 

 

宮本徹

990円

2019年9月20日

四六判・並製

134

978-4-8096-7945-2

内容紹介

Contents Introduction

早稲田受験対策 100日総整理

現役の塾講師である著者が、早大受験生を指導する際に使用しているプリントであり、生徒から好評を得ているため本にまとめたもの。
生徒が書き込めるよう、余白を多いつくりが特徴。

著者プロフィール

Author Profile

1960 年 新潟県魚沼市(小出地区)に生まれる
1979 年 新潟県立新発田高校卒業
1984 年 中央大学経済学部卒業
大学卒業後、予備校業界入り活動を開始。「早稲田の神様」と呼ばれ早大受験指導で実績を残す。また、某アイドルグループA の「S・S」に似ていることから、女子生徒の人気を独占している。
現在、明光義塾阿賀野水原教室講師。

 

日鉄総研発行・著

2,420円

2019年9月9日

新書/並製

592

978-4-930825-31-5

内容紹介

Contents Introduction

グローバル人材の育成書!
The Japanese people and their culture beautifully revealed !
A guide to the heart and soul of Japan !

著者プロフィール

Author Profile

日鉄総研

歴史・社会・政治

すぐ役に立つ株式アラカルト

 

 

大城芳彦

660円

2019年9月13日

A5/並製

44

978-4-8096-7946-9

内容紹介

Contents Introduction

「儲かりやすく損をしにくい」OS式株取引法の提案!

銘柄の選び方、優良株の買い方、活用すべき優遇制度、注目のイノベ株の解説から、配当金を最大化する投資方法など、長期的にお金のなる木を増やす画期的なノウハウを初公開!
年金に頼らず豊かな老後を暮らしたい方への株取引ガイド。

著者プロフィール

Author Profile

大城 芳彦(おおしろ・よしひこ)
静岡県浜松市生まれ。東京農業大学卒。東京都農林水産部勤務。投資歴65年。

 

飯田美代子 著

1,320円

2019年5月30日

四六判・並製

190

978-4-8096-7940-7

内容紹介

Contents Introduction

待ち望んでいた出産を経て、待ち受けていたのは予想もしなかった嵐のような日々…。こんなはずではなかった…。

看護師・助産師で、3人の子どもを核家族・専業主婦で育てた著者が、子育ての過酷さを可視化するために、産後の「疲労」「身体活動」「体力」「精神的負担」等について調査し、まとめたもの。

著者プロフィール

Author Profile

飯田美代子(看護師,助産師)
専門:看護学,助産学,栄養学,児童学,母子保健学
1986 年日本女子大学大学院家政学研究科修士課程児童学専攻終了
1986 年~ 1992 年東京大学医学部保健学科母子保健学教室研究生
2003 年北里大学大学院看護学研究科博士後期課程単位取得満期退学
1997 年名古屋大学医学部保健学科准教授
2005 年群馬県立県民健康科学大学看護学部教授
2013 年和歌山県立医科大学保健看護学部教授退職

歴史・社会・政治

征韓―帝国のパースペクティヴ

 

 

大垣さなゑ

3,080円

2019年5月30日

A5判・上製

692

978-4-8096-7932-2

内容紹介

Contents Introduction

民地帝国「大ニッポン」は、日本近代の最大の「負の遺産」であり、それは、こんにちにいたってなお清算されておらず、とりわけ、日・中・韓三国間の協調と新たな秩序形成にむけての前進を、阻害する要因でありつづけている。
そしてまた、明治維新を契機として形成された近代国家「日本」は、いったいなぜ、そのすべての時間と膨大な資本・エネルギー・情熱を投じて「負の遺産」を負うことになったのかという問いも、いぜん深刻な問いでありつづけている。

●本書は、そうした問いへのひとつのアプローチとして、「東アジア×500年」を三次元空間とし、帝国「大ニッポン」に透視的概観(perspective)をあたえようとするものである。

・1894年7月23日の朝鮮王宮軍事占領からはじまり、8月1日に宣戦布告をした「日清戦争」の開戦日が7月25日なのはどういうわけか?
・ファシズム国家「ニッポン」が、失敗に終わったはずの豊臣秀吉の「朝鮮征伐」を、讃美・賞揚しつづけたのはなぜだろう?
・「唐入り」をかかげて外征をくわだてた秀吉の「神像」が、なべて唐冠(とうかむり)をつけているのはどうしてだろう?
・豊臣軍が、20万をこえる朝鮮士民の鼻を削ぎ、その一部を「東山大仏」の門前に埋めて「鼻塚」をきずいたのはなんのためか?
・大久保利通が、西郷隆盛の「征韓」を阻止したその舌の根も乾かぬうちに「台湾出兵」を敢行したのはどうしてだろう?
・1945年の敗戦によって「沖縄」が切り捨てられ、主権回復後もなお日本全土・上空いたるところ、アメリカ軍になすがままをゆるしているのはなぜだろう?

これらの「Why?」の根幹にはきまって古代ヤマト王権いらいの「天皇制」があり、朝鮮と琉球、そして中華帝国がつねにナゾ解きのKeyとなる。

●「平成」から「令和」へ。ビデオ・メッセージという天皇みずからの発議によって「皇室典範」の改定をはたし、「生前退位」と「即位」が実現した。
「日本神話」の「つぎて」である天皇が、政治的復権をはたしたのか、それとも、政治制度としての「天皇制」が流動化しはじめたのか。そもそも「天皇」という制度は何なのか……。
「大ニッポン」でも「帝国」でもなくなり、かといって「民国」でも「共和国」でもなく、
「王国」でも「君主国」でも、よもや「皇国」でもないだろう「日本国」はナニモノなのかを、500年の時間を奥ゆきに探索してみる旅はきっと、斬新な知的体験となるにちがいない。

目次
Ⅰ たびのはじまり 
 1 いしぶみin Apr.1895―ある後備兵の死
Ⅱ 殺戮の春
 2 草野の遺民―いま義旗をあげ「輔国安民」をもって死生の誓いとする
 3 朝鮮王宮占領作戦―「新戦史」委員のほかは披読を禁ず
 4 広島大本営発―処置は厳烈なるを要す、ことごとく殺戮すべし
 5 残賊狩り―人骸累重、臭気つよく白銀のごとく人油氷結せり
 6 凱旋―ももちちの、ももちちの、この勝ち軍さあなうれし
Ⅲ 大仏千僧会
 7 リベンジ―三〇〇年のねむりをさまされた「豊公サン」
 8 唐入り(からいり)―出口のない「天下一統プロジェクト」
 9 豊太閤の雄図―秀次を「大唐関白」に、天皇和仁を「大唐天皇」に
 10 いつわりの明使― 三韓を平らげ、唐土よりも懇願を入るるにより
Ⅳ 唐冠(とうかむり)
 11 「封王」の冠服―なんじ平秀吉を封じて「日本国王」となす
 12 東封一事―倭は款するも来たり、款せざるも来たる
 13 「天下人」の礼装―日本にはすでに「国王」なし
 14 神童世子―朝鮮赤国のこらず、ことごとく一遍に成敗もうしつける
Ⅴ 鼻削ぎ
 15 Ear Monument(耳塚) ―メアリー・クロウジアからの書簡
 16 「天下」世襲―高麗より耳鼻十五桶のぼる、大仏近所にこれを埋む
 17 家康の「唐入り」―諸将ふたたび滄溟をこえ、兵船を福建・浙江に浮かべ
 18 「武威」の凍結―幻想を投影する鏡としての「異国」
Ⅵ 未遂の「征韓」
 19 「倭館」接収―わが邦は天子親政となり世襲の官はみなその職を罷め
 20 Impôt du Sang(血税)― 四民均しく皇国一般の民にして、国に報ずるの道も別なかるべし
 21 朝鮮征伐の「夢ばなし」―征銃はミニエール、征兵は新募にて
 22 ハロウィン・ピース―琉球両属の淵源をたち、朝鮮自新の門戸をひらくべし
Ⅶ たびのおわりに
 23 リセット in Sept.1951―「御親兵」になった在日アメリカ軍

著者プロフィール

Author Profile

1957 年、富山県生まれ(大阪市在住)。金沢大学教育学部卒業。
日本文藝文芸家協会会員。著書に『後月輪東の棺』(東洋出版・2013 年)、『夢のなかぞら―父藤原定家と後鳥羽院』(東洋出版・2007 年)、『王の首―曾我物語幻想』(言海書房・2002 年)、『花はいろ―小説とはずがたり』(まろうど社・1998 年)、『ひつじ―羊の民俗・文化・歴史』(まろうど社・1990 年)などがある。