読んだ瞬間、大爆笑!
台湾で大ブレイクしたベストセラー
ついに日本上陸!

本書について
知る人ぞ知る、台湾ベストセラー

2005年、日本人が書いた本として、台湾で異例のベストセラーとなった本があります。台湾人のちょっと「奇怪」な日常を観察し、ユーモラスなイラストと、痛快な文章で台湾を描いた本、『奇怪ね』です。当時、台湾に留学していた著者が、ひょんなきっかけから台湾で本を出すことになり、文章も写真もデザインも、全部自分で作り上げたという手作りの本。瞬く間に台湾の大型書店でランキングに入ると、4ヶ月連続のトップ10入り。ベストセラーとなり、日本でも、台湾好きの人々の間で、圧倒的な人気を博していました。

似てそうだけど、なんだか違う日本と台湾

さて、どんな内容かというと、たとえばカラオケ。日本人の場合は、「人の18番はとらない」「歌はしっかり聞く」「手拍子をつける」……などなど暗黙のルールがいっぱいありますが、台湾人は「カラオケに行くと各自が勝手に歌う」「人の歌をきかず、しまいには歌わずに他の遊びで大騒ぎ」……とか。日本人だからこそ気付いた台湾人のちょっと「ゆるくて」「奇怪」な日常をコミカルに解説しています。一見、毒舌にも見えますが、台湾の人たちの人情が随所に読み取れ、ホロっとしてしまうのです。

デラックス版として日本登場

その『奇怪ね』に、書き下ろしの新ネタと、著者自身の台湾での道のりをコラムとして追加し、今回、デラックス版として初めて日本で発売します。本書は台湾版と同様にすべて中国語の対訳付き。台湾人のお友達と一緒に見るのも楽しいですよ。近いけれど、実はあまり知らなかった台湾の人たちの「ゆるい」(?)暮らしを目にすると、明日からの生活がちょっと気楽になるかもしれません!?

著者 青木由香 − YUKA AOKI −

神奈川県生まれ。多摩美術大学卒業後、世界各国を旅行し、2003年から3年間台北で染色、写真、墨絵等を制作するかたわら、日本のメディアにコラムを連載。2005年12月に台湾の出版社から『奇怪ね』を出版。ベストセラーとなり、台湾で一躍話題の人となる。現在は台湾と日本を行き来しつつ、ビデオブログ「台湾一人観光局」や各メディアで大好きな台湾を日本に紹介している。日本での著書に『台湾ニーハオノート』(JTB出版局)、『好好台湾』(マーブルトロン)がある。

「台湾一人観光局」 http://www.aokiyuka.com/
中国語訳 黄碧君 − HUANG PICHUN −

台湾・台北生まれ。東北大学に3年間在籍後、フィラデルフィアへ留学。現在は、日本人と結婚して、日本に在住。翻訳した書籍は40冊以上にのぼる。趣味は、読書、旅行、猫追跡。2011年に通訳案内士の資格を取得。日本全国を旅するライターを目指している。

奇怪ねー台湾

不思議の国のゆるライフ
  • 青木由香[著]
  • 黄碧君[訳]
  • A5判・ソフトカバー
  • 176ページ・オールカラー
amazon詳細ページ
奇怪ねー台湾 不思議の国のゆるライフ