脳が目覚める！らくがきノート

「らくがき」で
脳の働きを回復させよう！

脳科学者・茂木健一郎さん監修による「らくがき」の本ができました。
子どもの頃は、おそらくほとんどの方がしていた「らくがき」。
描いているだけでワクワクして、紙をはみ出すと怒られたりして…。
そんな誰もが夢中になった「らくがき」は、実は脳によいそうなのです。
普段は使わない右脳を目覚めさせ、左脳に偏りがちな脳のバランスをよくし、
脳全体の働きを回復してくれます。

本書では、書き込み式のノートに「らくがき」をします。
ミラー文字や逆さ絵、ぬりえ、かつての感動を呼び起こす思い出スケッチなど、
楽しみながら脳も活性化してしまう、３９のらくがきアイデアをご紹介。
らくがきの奥深さに触れられるコラムも収録しています。
大人も、子どもも、みんな一緒に、らくがきの世界を楽しんでください。

らくがきノート大賞開催！

脳が目覚める！らくがきノート

茂木健一郎［監修］松見まな［絵］
A4判・ソフトカバー・96ページ
2012年4月2日発売！
定価：1200円＋税
978-4-8096-7659-8 C0072

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らくがきノートのつぶやき

なぜ「らくがき」なのでしょう？

●　リラックスしてらくがきをしているとき、脳は「脱抑制」と呼ばれる状態にあります。脳の抑制がはずれた無意識状態下では、意外なものが出てくることも。これが、新たな「発想」や「創造」のヒントとなります。
●　現在、右脳を使う機会は少なくなっています。らくがきによって「右脳」が刺激を受けると、左脳に偏りがちな脳のバランスが回復し、働きもよくなります。これは「癒されている」ということでもあります。
●　らくがきは手を動かす「道具的学習」。脳内では、第一次視覚野、運動野、頭頂葉が活性化されている状態です。多方面から脳を刺激することで、学習体験が豊かな記憶として脳に刻まれていきます。
●　何かを描くことは、きちんと細かいところまで把握していないとできません。つまり繰り返し描くことで、自然と「観察」し「理解」する力が備わります。それは「思考力」を鍛えることにもつながっています。

脳が目覚める！らくがきノート基本的な使い方

ノートをめくると、描きかけの絵があります。
各ページに設定されたらくがきのテーマをもとに、想像を膨らませながら絵を完成させてください。

らくがきのテーマとヒント

らくがきのテーマは全部で39題。ヒントを参考に、頭を柔らかくしてのびのび描きましょう。

思いつきメモ

らくがき中に浮かんだアイデアを書き留めておきましょう。何かにつながるかもしれません。

日付欄

らくがきした日付を記入。時の経過とともに、描いた絵が大切な思い出になります。

脳が目覚める！らくがきノート

７つの特徴

１茂木健一郎さんのわかりやすい解説: なぜ「らくがき」が脳によいのか、らくがきしているときの脳のメカニズム、どんな効果があるかを、ご自身の体験とともに、茂木さんがわかりやすく解説してくださいました。自筆のイラストも掲載されています。
２らくがき心をくすぐる下絵: ページをめくると描きかけの絵があります。動物たちの豊かな表情が印象的な、心なごむ絵。これは本作がデビューとなる、松見まなさんによるもの。Be絵本大賞で優秀賞を受賞されています。
３絵の苦手な方へのヒント: 「らくがきと言っても…」という方のために、どうしたら気持ちよく絵が描けるのか、らくがきの達人たちにコツをうかがい、ヒントとしてまとめています。
４ステップを踏んだ構成: 簡単な頭の体操から始まり、ぬりえ、新しい発想を促す章、かつての感動を思い出す章、未来にフォーカスした章…と段階別に５章構成としています。もちろん、どのページから取り組んでいただいてもOKです。
５「絵を描くこと」の新たな魅力を知るコラム: 「絵」を軸に魅力的な活動をしている方たちへの取材を含め、コラムを４編収録しています。らくがきは新しいコミュニケーションツール（やまざきゆにこさん）、右脳を刺激する絵の描き方（芸術造形研究所）、アートは感動する力を育む（大地太陽幼稚園）など。そこにはたくさんのヒントがつまっています。
６ページの取り外しが可能: 本書のページは、すべて簡単に取り外すことができます。絵を描くときに、また出来上がった絵を飾りたいときに、自由に取り外して楽しんでください。
７ Facebookやツイッターでらくがきを共有: 本書専用のFacebook公式ファンページやツイッターアカウントを作成しました。お気に入りのらくがきができたら、ぜひ写真をとって投稿してください。自分以外の人と見せ合うことで、また違った楽しみが生まれてきます。