Menu

バレエの上半身使えてますか?

「上半身」が強くなれば、もっと表現できる!

印刷不備のお詫びと商品交換のお知らせ  >

この本について

「上半身」――ついついターンアウトや足の高さ、プリエの深さといったテクニックと比べて見過ごしがちではないでしょうか。でも、「上体を強く保って」「肩をおろして」「肋骨をしめて」などレッスン中によく受けるこうした注意は、実はすべて上半身に関わるものです。また上半身を自由自在に使い分けることができるようになれば、表現の幅がぐっと広がります。上半身は、ダンサーの表現力を格段にアップさせてくれる、魔法の杖なのです。
この本では、体の50%を占めている(=ダンサーの表現するツールの半分を占める)上半身について、バレエの動きと解剖学、そしてエクササイズを混じえて解説していきます。普段スポットライトが当たることが少ない上半身の細かな知識と、ダンサーに求められる上半身の強さを追及したエクササイズを身につけて、ぜひ表現者としての幅も広げてください!

上半身は、「スクエア」で考える!

本書では、大切なのに見過ごされがちな「上半身」を、徹底的に解剖します!

しなやかな背中、柔らかなポーデブラ、安定した肩、パドドゥ…
なかなかスポットライトが当たりにくい、でも変化が出やすい「上半身」の強化で表現の幅がぐっと広がります。

バレエにおける「上半身」の理解を深める エクササイズで
舞台で使える上半身を強化する
表現の幅がぐっと広がる!
  • 上半身ってどこを指すの? 〜上半身解剖学編〜
    Chapter 1 上半身ってどこを指すの? 〜上半身解剖学編〜

    まずは頭で「上半身」を理解。
    上半身と下半身はどこで分けられるのか、
    上半身の「スクエア」には何が含まれているのか、
    上半身のつくりと構造を勉強します。

  • レッスンで「使う」上半身を理解しよう
    Chapter 2 レッスンで「使う」上半身を理解しよう

    上半身に含まれる「基本の腕のポジション」
    「パの中で使われる背骨の動き」など、
    実際にレッスンの中での使い方を
    上半身にフォーカスして見ていきましょう。

  • 舞台で使える上半身を手に入れるリリース&エクササイズ
    Chapter 3 舞台で使える上半身を手に入れるリリース&エクササイズ

    スクエアを保つ感覚を理解したり、
    正確に動かしたい部分だけを動かすための
    エクササイズやリリースを紹介します。
    パ・ド・ドゥで安定して踊るためのメニューも!

動画サポートサイト

勉強熱心なダンサーの皆さんがより正しく上半身の技術を手に入れられるように、今回もご紹介しているエクササイズすべてを実際にビデオにしました!
動きの方向やスピードなど、本では100%分からない部分は動画を見て勉強してください。本についてくるQRコードから特別動画サイトにアクセスできますよ。

著者について

佐藤 愛
佐藤 愛

6歳からバレエをはじめ、カナダ・ロイヤル・ウィニペグバレエ学校のサマースクールを経てThe Australian Conservatoire of Ballet(ACB)にてクリスティン・ウォルシュ、リカード・エラに師事。Diploma of Danceを取得し、卒業後Victoria Universityにて本格的に解剖学、理学マッサージを学ぶ。ピラティス・インストラクターとしての勉強も行い、オーストラリアバレエ団医学チームで研修を積んだ。母校であるACBでは政府認定コースの一部として10年以上ダンス解剖学とフィットネスの講師を担当する傍ら、バレエ学校専属セラピストとして生徒のケガ治療やリハビリに携わった。国際ダンス医科学学会(IADMS)、Massage & Myotherapy Australia(AAMT)会員。2012年よりダンサーの情報サイト、Dancer’s Life Support.Com(通称DLS)を立ち上げ、年間1000人以上のダンサーをサポートするためセミナ―講演、執筆を行っている。

DLSについて

Dancer’s Life Support.Com、略してDLSはプロを目指すダンサーと生徒の夢をサポートしたいバレエ教師のための情報サイト。バレエステップ、テクニックの目線から説明するバレエ解剖学、ダンサーに起こりやすいケガの説明や長く踊り続ける体を作るためのエクササイズの他、プロダンサーに必要なメンタル面について、海外で成功するための生活ヒントなどをブログにしている。毎回申し込み争奪戦になるほど人気の高い来日セミナ―では、最新のリサーチやバレエ界の動向を意識したワークショップで日本各地のダンサーの健康なダンス生活をサポートし続けている。