バレエの上半身使えてますか?


 

佐藤 愛

1980円

2022年12月1日

A5変型/並製

144

978-4-8096-8666-5

内容紹介

Contents Introduction

「上半身」が強くなれば、もっと表現できる!
「上半身」――ついついターンアウトや足の高さ、プリエの深さといったテクニックと比べて見過ごしがちではないでしょうか。でも、「上体を強く保って」「肩をおろして」「肋骨をしめて」などレッスン中によく受けるこうした注意は、実はすべて上半身に関わるものです。また上半身を自由自在に使い分けることができるようになれば、表現の幅がぐっと広がります。上半身は、ダンサーの表現力を格段にアップさせてくれる、魔法の杖なのです。
この本では、体の50%を占めている(=ダンサーの表現するツールの半分を占める)上半身について、バレエの動きと解剖学、そしてエクササイズを混じえて解説していきます。普段スポットライトが当たることが少ない上半身の細かな知識と、ダンサーに求められる上半身の強さを追及したエクササイズを身につけて、ぜひ表現者としての幅も広げてください!

著者プロフィール

Author Profile

佐藤愛(Ai Sato)
6歳からバレエをはじめ、カナダ・ロイヤル・ウィニペグバレエ学校のサマースクールを経てThe Australian Conservatoire of Ballet(ACB)にてクリスティン・ウォルシュ、リカード・エラに師事。Diploma of Danceを取得し、卒業後Victoria Universityにて本格的に解剖学、理学マッサージを学ぶ。ピラティス・インストラクターとしての勉強も行い、オーストラリアバレエ団医学チームで研修を積んだ。母校であるACBでは政府認定コースの一部として10年以上ダンス解剖学とフィットネスの講師を担当する傍ら、バレエ学校専属セラピストとして生徒のケガ治療やリハビリに携わった。国際ダンス医科学学会(IADMS)、Massage & Myotherapy Australia(AAMT)会員。2012年よりダンサーの情報サイト、Dancer’s Life Support.Com(通称DLS)を立ち上げ、年間1000人以上のダンサーをサポートするためセミナ―講演、執筆を行っている。