新刊案内〔10冊〕


歴史・社会・政治

征韓―帝国のパースペクティヴ

 

 

大垣さなゑ

3,024円

2019年5月30日

A5判・上製

692

978-4-8096-7932-2

内容紹介

Contents Introduction

民地帝国「大ニッポン」は、日本近代の最大の「負の遺産」であり、それは、こんにちにいたってなお清算されておらず、とりわけ、日・中・韓三国間の協調と新たな秩序形成にむけての前進を、阻害する要因でありつづけている。
そしてまた、明治維新を契機として形成された近代国家「日本」は、いったいなぜ、そのすべての時間と膨大な資本・エネルギー・情熱を投じて「負の遺産」を負うことになったのかという問いも、いぜん深刻な問いでありつづけている。

●本書は、そうした問いへのひとつのアプローチとして、「東アジア×500年」を三次元空間とし、帝国「大ニッポン」に透視的概観(perspective)をあたえようとするものである。

・1894年7月23日の朝鮮王宮軍事占領からはじまり、8月1日に宣戦布告をした「日清戦争」の開戦日が7月25日なのはどういうわけか?
・ファシズム国家「ニッポン」が、失敗に終わったはずの豊臣秀吉の「朝鮮征伐」を、讃美・賞揚しつづけたのはなぜだろう?
・「唐入り」をかかげて外征をくわだてた秀吉の「神像」が、なべて唐冠(とうかむり)をつけているのはどうしてだろう?
・豊臣軍が、20万をこえる朝鮮士民の鼻を削ぎ、その一部を「東山大仏」の門前に埋めて「鼻塚」をきずいたのはなんのためか?
・大久保利通が、西郷隆盛の「征韓」を阻止したその舌の根も乾かぬうちに「台湾出兵」を敢行したのはどうしてだろう?
・1945年の敗戦によって「沖縄」が切り捨てられ、主権回復後もなお日本全土・上空いたるところ、アメリカ軍になすがままをゆるしているのはなぜだろう?

これらの「Why?」の根幹にはきまって古代ヤマト王権いらいの「天皇制」があり、朝鮮と琉球、そして中華帝国がつねにナゾ解きのKeyとなる。

●「平成」から「令和」へ。ビデオ・メッセージという天皇みずからの発議によって「皇室典範」の改定をはたし、「生前退位」と「即位」が実現した。
「日本神話」の「つぎて」である天皇が、政治的復権をはたしたのか、それとも、政治制度としての「天皇制」が流動化しはじめたのか。そもそも「天皇」という制度は何なのか……。
「大ニッポン」でも「帝国」でもなくなり、かといって「民国」でも「共和国」でもなく、
「王国」でも「君主国」でも、よもや「皇国」でもないだろう「日本国」はナニモノなのかを、500年の時間を奥ゆきに探索してみる旅はきっと、斬新な知的体験となるにちがいない。

目次
Ⅰ たびのはじまり 
 1 いしぶみin Apr.1895―ある後備兵の死
Ⅱ 殺戮の春
 2 草野の遺民―いま義旗をあげ「輔国安民」をもって死生の誓いとする
 3 朝鮮王宮占領作戦―「新戦史」委員のほかは披読を禁ず
 4 広島大本営発―処置は厳烈なるを要す、ことごとく殺戮すべし
 5 残賊狩り―人骸累重、臭気つよく白銀のごとく人油氷結せり
 6 凱旋―ももちちの、ももちちの、この勝ち軍さあなうれし
Ⅲ 大仏千僧会
 7 リベンジ―三〇〇年のねむりをさまされた「豊公サン」
 8 唐入り(からいり)―出口のない「天下一統プロジェクト」
 9 豊太閤の雄図―秀次を「大唐関白」に、天皇和仁を「大唐天皇」に
 10 いつわりの明使― 三韓を平らげ、唐土よりも懇願を入るるにより
Ⅳ 唐冠(とうかむり)
 11 「封王」の冠服―なんじ平秀吉を封じて「日本国王」となす
 12 東封一事―倭は款するも来たり、款せざるも来たる
 13 「天下人」の礼装―日本にはすでに「国王」なし
 14 神童世子―朝鮮赤国のこらず、ことごとく一遍に成敗もうしつける
Ⅴ 鼻削ぎ
 15 Ear Monument(耳塚) ―メアリー・クロウジアからの書簡
 16 「天下」世襲―高麗より耳鼻十五桶のぼる、大仏近所にこれを埋む
 17 家康の「唐入り」―諸将ふたたび滄溟をこえ、兵船を福建・浙江に浮かべ
 18 「武威」の凍結―幻想を投影する鏡としての「異国」
Ⅵ 未遂の「征韓」
 19 「倭館」接収―わが邦は天子親政となり世襲の官はみなその職を罷め
 20 Impôt du Sang(血税)― 四民均しく皇国一般の民にして、国に報ずるの道も別なかるべし
 21 朝鮮征伐の「夢ばなし」―征銃はミニエール、征兵は新募にて
 22 ハロウィン・ピース―琉球両属の淵源をたち、朝鮮自新の門戸をひらくべし
Ⅶ たびのおわりに
 23 リセット in Sept.1951―「御親兵」になった在日アメリカ軍

著者プロフィール

Author Profile

1957 年、富山県生まれ(大阪市在住)。金沢大学教育学部卒業。
日本文藝文芸家協会会員。著書に『後月輪東の棺』(東洋出版・
2013 年)、『夢のなかぞら―父藤原定家と後鳥羽院』(東洋出版・
2007 年)、『王の首―曾我物語幻想』(言海書房・2002 年)、『花
はいろ―小説とはずがたり』(まろうど社・1998 年)、『ひつじ―
羊の民俗・文化・歴史』(まろうど社・1990 年)などがある。

 

小島 善詞

1000円+税

2019年7月8日

A5/並製

110

978-4-8096-7944-5

内容紹介

Contents Introduction

透析治療に欠かせない内シャントの知っておくべき基礎知識。治療過程の問題点・その対策を内シャント治療のプロがわかりやすく解説。

小説

青春の峠道

 

 

佐々 泉太郎

1000円+税

2019年7月8日

四六/並製

228

978-4-8096-7941-4

内容紹介

Contents Introduction

立派な商人になることを夢見て会津若松城下で奉公する手代・吾平。幕末の動乱期、会津は町人までも徴兵して薩長との戦へ突入していく。藩主の決断の報いは、いつだって弱い者に巡ってくる。町人たちの悲哀と生きる力を描いた歴史小説。

 

大谷 英樹

1080円

2019年3月22日

四六・並製

92

978-4-8096-7926-1

内容紹介

Contents Introduction

3つの生活習慣病を避けるために、大切なのは血管だった!
健康で長生き。これは多くの人が願うこと。 しかし現実をみると、健康寿命をまっとうした後に待ち受けているのは、何年にもわたる介護生活…。 健康寿命と平均寿命の間を短くし、少しでも長く自分の足で歩き、しっかり食べ、自分の力で生きるための方法をご提案します。

【目次】
第1章 動脈硬化による血管病―基礎的知識と発症する機序について
 1 動脈硬化性疾患に関する基礎的知識
 2 動脈硬化性疾患(血管病)の起こり方
第2章 動脈硬化性疾患の発症への危険因子―高血圧、糖尿病、高脂血症
第3章 動脈硬化を促進させる危険因子―生活習慣病について
 Ⅰ. 高血圧/Ⅱ. 糖尿病/Ⅲ. 脂質異常症(高脂血症)/Ⅳ. 肥満/Ⅴ. 喫煙
 Ⅵ. アルコ-ル/Ⅶ. その他の危険因子
第4章 動脈硬化性疾患に伴う後遺症―運動障害と認知症

著者プロフィール

Author Profile

医学博士
メディカル情報研究所所長
北里大学客員教授

米国病理学専門医、日本臨床検査専門医。
1964 年札幌医科大学大学院(内科学専攻)修了、医学博士。1967 年米国留学(3 年4 か月)。
Mount Sinai Medical School ,N.Y. 病理・臨床病理学レジデント他。
1970 年順天堂大学医学部講師、1973 年自治医科大学助教授。1987 年北里大学医学部教授(臨
床病理学)、同病院臨床検査部長。
2000 年総泉病院内科・診療技術部長(特養老人ホーム嘱託医)。2013 年老健施設長。
日本電気泳動学会児玉賞、臨床検査医学研究藤田賞受賞。

歴史・社会・政治

皇学 天皇家の東征

 

 

新村 椙麿

1800円+税

2019年5月1日

四六/並製

218

978-4-8096-7938-4

内容紹介

Contents Introduction

天皇家の東征とは、天孫降臨の三代神勅より、降臨、神武天皇、倭建命、明治維新と続いていた

神を知るための学問「皇学」を通じて、古事記・日本書紀、そして明治・大正・昭和の幽斎の記録をもとに、天皇家の東征を紐解く。

歴史・社会・政治

日本城郭奇談

 

 

菅井 靖雄

600円+税

2019年4月17日

A5/並製

136

978-4-8096-7933-9

内容紹介

Contents Introduction

伝説、事件、七不思議、民話…
日本全国の城にまつわる奇談集!

かつて「城」にはどんな人々が住み、どのような生活をし、どんな歴史があったのか。
城に秘められた選りすぐりの30話&城郭一覧地図を掲載。

 

田中 守

1000円+税

2019年4月22日

四六/並製

230

978-4-8096-7937-7

内容紹介

Contents Introduction

平成からの変わり目に、今後の社会を考える
66年にわたって算盤製造に携わってきた町工場の社長が、算盤の有用性を主張しながら、現代日本の政治、経済、教育を悟る。
良い指導者を「選ぼう」「創ろう」「育てよう!」
元号が変わる本年、未来への提言を加えた改訂版!

著者プロフィール

Author Profile

田中守(たなか・まもる)
1933年兵庫県小野市生まれ、同在住。算盤製造に携わって66年を経て、現在に至る。現在は後継者作りに専念。

 

櫻井 尚

1800円+税

2019年4月22日

A5/並製

342

978-4-8096-7935-3

内容紹介

Contents Introduction

子供の遊びは人生の忘れられない思い出
テレビもインターネットもない貧しい戦後の時代だが、子どもの遊びだけは豊かだった。どんな暮らしの中で、何をして遊んでいたのか。のびやかなイラスト約330点から、かつての大切な記憶が蘇ってくる。今、残しておきたい昭和の記録。

著者プロフィール

Author Profile

櫻井尚(さくらい・まこと)
16歳の頃より働きながら絵を描く。20代の中頃より独学でリトグラフ(石版画)を習得、個展をはじめ世界各国の展覧会にも数多く出品する。各種展覧会にて多数受賞歴もある。現在はタブロー(一品制作)を中心に絵画を制作、絵を描き始めてから本年で60年になり、残された時間も少なく、少しでも納得できる絵を描きたくて毎日制作に余念がない。そんな中、制作時間を少し削って、戦後の私の子どもの頃の生活を振り返り、記録画として残しておくのも無駄ではないと思い、纏めたものが本書。

ノンフィクション、自分史

一億円を臍くりした女に捧ぐ

 

 

川西 啓

1000

2019年2月15日

四六・並製

102

978-4-8096-7924-7

 

おおぞの よしえ

1000円+税

2019年3月20日

A5変型/上製

36

978-4-8096-7923-0

内容紹介

Contents Introduction

小さなころのゆめ 願い続けていれば いつかきっとかなう


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