八丈かたばみ

内容紹介
Contents Introduction
人間の本当のしあわせとは何か
慶長19年の早春。八丈島にひとりの青年が降り立った。青年の名は明石左近。左近はある目的をもって、関ヶ原の戦いで負け流刑された西軍総帥・宇喜多権中納言秀家を訪ねる。秀家の島での暮しを目の当たりにした左近。その目的は果たされるのか…。
【宇喜多秀家】元亀3(1572)年、宇喜多直家の嫡男として生まれる。父の病死によってわずか10歳で実権家督を継ぐと、15歳で秀吉の養女・豪姫を正室に迎え、秀吉より秀の名を与えられ「秀家」と名乗る。紀州征伐で初陣を果たすと、次々に戦果を上げ、豊臣政権の中核「五大老」の一人に任命される。しかしその後、関ヶ原の戦いで西軍は敗北。徳川家康により八丈島へ流罪に処される。その暮らしは不自由であったが、関ヶ原に参加した大名の中ではもっとも長く生き、84歳でその生涯を閉じる。
著者プロフィール
Author Profile
1926 年愛媛県生まれ。九州大学法学部卒業。実証歴史作家。第2回 歴史群像大賞受賞。 著書は『近代国家日本の光芒』(芙蓉書房出版)、『初代刈谷藩主水 野勝成公伝拾遺』(刈谷市)、『白楊樹の墓標 満蒙開拓青少年義勇 軍の記録』(原書房)、『台湾の開祖 国姓爺鄭成功』(国書刊行会)、 『放浪武者 水野勝成』(洋泉社)、『南蛮キリシタン女医 明石レジ ーナ』『ルイス・デ・アルメイダ』(以上、聖母の騎士社)、『村上水 軍全史』『源平海の合戦』『岩柳佐々木小次郎』『白拍子静御前』『毛 利元就』(以上、新人物往来社)、『小西行長』『明石掃部』『細川幽斎』 『村上水軍興亡史』『宮本武蔵を歩く』『厳島の戦い』(以上、学研M 文庫)など六十数冊以上。








