断章取義―新聞報道のスキマから「学校」を考える


 

鈴木義昭

1,650円

2017年8月9日

四六・並製

366

978-4-8096-7874-5

内容紹介

Contents Introduction

いじめの認定基準は有害なだけ。
許される体罰などない。
情緒的な平和教育から科学的な戦争防止教育への転換を。教員は人間性を高めることよりも教える技術を磨くことを重視すべき。学校は無限に教育課題をのみ込むブラックボックスではない。道徳教科化でいじめを減らすは間違い。会話偏重英語教育は自動翻訳アプリで無用になる。当たり前のことを改めて確認する教育コラム。

著者プロフィール

Author Profile

東京学芸大学を卒業後、都内公立小学校教員を経て、東京都教育委員会指導主事。全国初の指導力不足教員を対象にした本格的な研修である「指導力ステップアップ研修」を担当。その後、同統括指導主事として、体罰やわいせつ行為などの問題を起こした教員を対象にした「服務事故再発防止研修」を担当する。さらに、指導室長としても、多くの教員を見てきた経験をもつ。退職後は、テレビ朝日系「朝まで生テレビ」に出演し、いじめ問題について語るなど、多くのメディアで、教育問題について意見を述べてきた。
著書
『教師誕生―新任教員と指導教官の記録―』
『教員改革―「問題教員」と呼ばれる彼らと過ごした三年間―』