詩集〔21冊〕


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雪直

1,100円

2020年2月10日

四六

128

9784809679599

内容紹介

Contents Introduction

人なる宿命を生きるあなたに 一服の詩を届けます

「過去の嘶き」
明日とは根拠なき希望
目覚めればたちまち今日となり
生きれば生きるほど 過去の頂に立たねばならない

時に滑落し
謝罪も償いも届かない あの日が蘇る

なぜつらい記憶ほど心を突き破り
何度も芽吹くの

今日という日を
また苛まれながら生きるのなら
人生の喜びは どこにあるの

日々の隊列に割り込んでくる
この陰鬱な訪問者は
他ならない自分自身

その口元が偶蹄類のように
畏怖を反芻しながら

性懲りもなく
自分を哀れんで 啼くのよ

目次
過去の嘶き/永遠の片隅/厳罰に眠れ/鎮魂/執行の翼/折り紙/末期の恋/夭逝のあなた/見つめ合う悪意/虐待/暗示の陰影 /命の余白/死への脈略/自己防衛/拒否/縁/灯り/捨て身/一人ぼっちの憎悪/捨て犬の恋/送り狼/葬送/過重/台本/聖母の診療所/息の交差点/傷心/風灯/逆鱗/吃音/随に/雨に想う/意識の介在/最愛/禍福/御霊/狂気/行きずり/言の葉/深層に眠る

著者プロフィール

Author Profile

本名 小西雪子

詩集

句集 一隅

 

 

澤未知子

1,100円

2018年4月7日

四六・並製

172

978-4-8096-7899-8

内容紹介

Contents Introduction

<句集>
 卯の花 平成十~十六年
 いたち来て 平成十七~二十年
 万愚節 平成二十一~二十四年
 落 穂
 残 響 平成二十四年結社カリヨン解散以降

<小品集>
 小説 速記者
 随筆 出撃前夜のばら
 紀行 パンと恋と、そして猫たち ―私の中国旅日記から―

著者プロフィール

Author Profile

1936 長野県に生れ、のち本籍を東京都昭島市に移す民間速記者を経て地方公務員
1996 定年退職 文化・スポーツ振興財団勤務ののちボランティア活動に入り現在に至る(活動内容は要約筆記、傾聴、朗読、ちぎり絵指導その他)
1998 俳句結社カリヨンに入会し市村究一郎に師事
2008 カリヨン同人
2011 主宰の逝去によりカリヨン解散
2018 現在、神奈川県川崎市内の県立東髙根森林公園の近傍に住む
著書に「基地騒音に失われたまち」「私のくにたち 花物語」ほかあり

 

藤原 和夫

1,320円

2016年12月13日

四六/並製

168

978-4-8096-7856-1

内容紹介

Contents Introduction

星は流れてあの日から、はや九度目の夏ごろも
いまこそ行かむ下北の、なぐはし霊場おそれ山
くるくるまわる風車、地蔵のみねより吹く風も
宇曾利の湖のさざ波も、わが慰めとなりにけり
「かしこみて 賽の河原で われもまた
 亡き母のため 石積みをなせり」

著者プロフィール

Author Profile

昭和24年(1949年)、岩手県宮古市生まれ。東京都立大学人文学部史学科卒業。出版社の編集者、高校教師(世界史)を経て、現在は著述に専念。著書『追想のツヴァイク─灼熱と遍歴(青春編)』(東洋出版、2008年)、訳書『ツヴァイク日記』(東洋出版、2012年)、『歌集/道すがらの風景』(東洋出版、2014年)。『歌集/季節はめぐる風車』(東洋出版、2015年)。

 

藤原 和夫

1,320円

2016年12月30日

四六/並製

168

978-4-8096-7819-6

内容紹介

Contents Introduction

春の東京さくらばな、夏はみちのく三陸の 渚にあそぶ浜ちどり、秋の吉野の山もみじ 冬は信濃路みねのゆき、折々のけしき歌に詠む。 「露霜(つゆしも)は あらたまるとも 風車時つ風うけ くるくる回る」

著者プロフィール

Author Profile

昭和24年(1949年)、岩手県宮古市生まれ。東京都立大学人文学部史学科卒業。出版社の編集者、高校教師(世界史)を経て、現在は著述に専念。著書『追想のツヴァイク──灼熱と遍歴(青春編)』(東洋出版、2008年)、訳書『ツヴァイク日記』(東洋出版、2012年)、『歌集/道すがらの風景』(東洋出版、2014年)。

 

としひろ

880円

2016年1月15日

四六/並製

96

978-4-8096-7816-5

内容紹介

Contents Introduction

昭和を紡ぎだす、やさしい詩の数々
古き良き昭和の時代、そこには季節や自然の風景や祭りが身近にあった。
そして家族の愛と母の優しさがあった。

著者プロフィール

Author Profile

1941年新潟県出身

詩集

悼む詩

 

 

谷川俊太郎著 正津勉編

1,320円

2014年11月7日

四六判/並製

136

978-4-8096-7754-0

内容紹介

Contents Introduction

多くの人に出逢い、多くの人を見送った。詩人・谷川俊太郎がゆかりある人々へ捧ぐ哀悼詩集。
寺山修司、松下幸之助、岸田今日子をはじめ、俳優、詩人、歌手、舞台監督、そして肉親、多くの人々へのはなむけとして捧げた詩の数々を、一冊にまとめる。
故人の軌跡を振り返るとともに、身近な大切な人と過ごした日々に再び思いを馳せる機会となる1冊。

著者プロフィール

Author Profile

谷川俊太郎
1931年東京生まれ。
1952年第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。1962年「月火水木金土日の歌」で第四回日本レコード大賞作詞賞、1975年『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞、1982年『日々の地図』で第34回読売文学賞、
1993年『世間知ラズ』で第1回萩原朔太郎賞、 2010年『トロムソコラージュ』で第1回鮎川信夫賞など、受賞・著書多数。
詩作のほか、絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広く作品を発表。近年では、詩を釣るiPhoneアプリ『谷川』や郵便で詩を送る『ポエメール』など、詩の可能性を広げる新たな試みにも挑戦している。

 

藤原 和夫

1,320円

2014年9月18日

四六判/並製

168

978-4-8096-7746-5

内容紹介

Contents Introduction

ふるさろを出でて、年経る四十と七つ、今もなお心にふかく刻まれた、故郷のけしき、きれぎれの記憶たぐりて、三十一の文字をつらねて歌に詠む。「さんさんと 麦藁帽子に 陽はそそぎ 三陸の海 ちひろ澄みわたる」

著者プロフィール

Author Profile

昭和24年(1949年)、岩手県宮古市生まれ。名古屋工業大学中退、東京都立大学人文学部史学科卒業。出版社の編集者、高校教師(世界史)を経て、現在は著述に専念。著書『追想のツヴァイク─灼熱と遍歴(青春編)』(東洋出版、2008年)、訳書『ツヴァイク日記』(東洋出版、2012年)。

詩集

旬の句

 

 

関谷清一

880円

2013年8月20日

新書/和綴じ

144

978-4-8096-7702-1


内容紹介

Contents Introduction

歴史や四季折々の情景、人情などのありふれた一場面を奥行きの深いものにし、意味深いものに仕上げており、何気ない風景のひとこまが、新鮮な気持ちに感じ、読者の方も風景や出来事を自然体で受け入れていることができるの作品であり、短い文の中に起承転結が織り込まれ、いちだんと深い感動を作り出しています。

 

佐々木 徹

1,100円

2012年6月22日

四六判/並製

152

978-4-8096-7666-6


内容紹介

Contents Introduction

●主な内容
第一部 愛の歓び
 祈り/君のために詩ができる/一日何もせず/
 小さな告白
第二部 愛の哀しみ
 世の中に君ほど/追憶に与う言葉/
 煙草のけむり/誰もいない部屋
第三部 さまざまな愛
 娘よ、パパは/九月の雲/どうして君は/
 お母さんへの子守唄

著者プロフィール

Author Profile

1941年 大阪生まれ。追手門学院大学名誉教授。日本文化研究会主宰。専攻は哲学、比較思想・比較文学論

詩集

さとうのつめあわせ

~カロリーオフ~

 

佐藤 円

1,571円

2009年09月

四六判/並製

160

978-4-8096-6288-1


内容紹介

Contents Introduction

甘さ控えめにセルフコントロールされた、ココロにやさしい詩集。

著者プロフィール

Author Profile

音声詩人。仙台市生まれ。日本大学芸術学部放送学科を卒業後、音と言葉に関連した仕事につきながら詩や音声作品をつくる。平成4年「赤ちゃんの歌」歌詞募集において厚生大臣賞、さらに日本大学優秀賞芸術文化部門受賞。


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