小説〔98冊〕


 

佐々泉太郎

1,540円

2017年7月8日

四六/並製

210

978-4-8096-7879-0

内容紹介

Contents Introduction

中華帝国唯一の女性・武則天の即位実現を後押しした怪僧・薛懐義を描く
奇想天外な歴史ファンタジー小説!

著者プロフィール

Author Profile

著書に『病棟婦長命令第三号』(幻冬舎ルネッサンス、2012)『コサック物語 アンチャールの木―妖樹』(東洋出版、2016)がある。

小説

物語の山脈

 

 

八雲立哉

4,180円

2017年7月8日

A5/上製

770

978-4-8096-7824-0

内容紹介

Contents Introduction

十四の物語を縦走する、極上の小説集。
いくつもの物語を越えた先に、はたして何が見えてくるのか。

著者プロフィール

Author Profile

「束の間―三つの幻想譚―」(東洋出版)
「豚生」(幻冬舎メディアコンサルティング)
「物語の山脈」(東洋出版)
「ある悪魔の子供の話―人生論風に―」(来年出版予定)

小説

少年時代

 

 

岩本 将直

1,320円

2017年3月23日

四六/並製

118

978-4-8096-7866-0

内容紹介

Contents Introduction

明日のことは知れない。 だが、何かがある。

昭和三十四年夏、和歌山県西牟婁郡串本町。この漁師町に転入してきた少年・正道の、清々しくかけがえのない一年を描く、実体験に基づいた自伝的小説。いつか希望を摑むという、未来への確信がそこにはある。

中学二年の夏休み前だった。正道は突然、三番目の兄、省三から二学期からの串本行きを告げられた。全く、心の準備も何もなかった。しかし、嫌かといえばそうではなかった。
やっと、こんな草深い田舎の暮らしから抜け出せる、その喜びの方がはるかに大きく、彼はいきなり目の前に開けてきた運命に、なんの抵抗もなくすんなり従った。
彼は既に五歳で母を失い、中学に入学したその年の四月に父を失っていたから、もはや田舎になんの未練もなかった。 (本文より)

著者プロフィール

Author Profile

岩本 将直
1945年(昭和20年)10月25日生まれ。串本高校卒業後、自衛隊に入隊。和歌山県田辺市にて、障がい者支援事業所を開設。「支援の賜物」会長を務める。

 

リュウテンカ

1,320円

2017年2月19日

四六/並製

156

978-4-8096-7857-8

内容紹介

Contents Introduction

現代版聖書


この小説は、ある日突然私(作者)の体の中に強い気が入り込み、一気に書きあげた物語です。したがって私は、この物語の中に神のメッセージを感じて、より多くの方々に読んでいただくことを願い本に致しました。

 

佐藤貞博

1,650円

2016年12月11日

四六/並製

322

978-4-8096-7853-0

内容紹介

Contents Introduction

『60年安保反対闘争の嵐の中、地方から無邪気な一青年が上京してくる。かれは夢うつつのように怠惰で空虚な大学生活を送るが、ある日突然「死」という不条理に直面させられる。その絶対的不条理を前にして、かれの「実存」がはじまる・・・』

著者プロフィール

Author Profile

1941年 大分県に生まれる
東大工学部・文学部卒業
文部省・共同通信等勤務を経て実務翻訳にたずさわる
(著書)『映画館の少年』(’93年 飛鳥与我利名)

小説

無知の暴走

 

 

大城 信男

1,320円

2016年8月24日

四六/並製

164

978-4-8096-7842-4

内容紹介

Contents Introduction

肩身の狭い思いをしている
原子力発電業務に携わる全ての人に捧げる。
これが福島第一1~4号機の事故の実態なのだ。
 - 元福島第一原発運転員が明かす真実 ー 

著者プロフィール

Author Profile

昭和18年、横浜に生まれる。東京電力鶴見火力発電所入社後、昭和47年より福島第一原子力発電所5号機の建設、4号機6号機の試運転・営業運転の後、BWR運転訓練センターへ出向。昭和61年より依願し東京電気工務所(現・東京エネシス)と日本原燃へ出向経験。平成10年東京電力退社し、同年(株)日本原子力防護システムに入社、平成15年退職。川崎・福島・青森・柏崎・中野区・千葉と転住し、平成27年3月より南アルプス、甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳、みずがき山及び茅ヶ岳に囲まれ、富士を望む山梨県北杜市に永住。

 

熊井 清雄

1,980円

2016年8月24日

四六/並製

280

978-4-8096-7838-7

内容紹介

Contents Introduction

吉田松陰の系譜をたどる! 破天荒の革命家、思想家そして教育者にしてヒューマニスト・吉田松陰を生んだ背景と杉・村田家の系譜を明らかにする。

著者プロフィール

Author Profile

1934年 現下関市豊北町出生
1958年 愛媛大学農学部卒業 国家公務員試験上級職合格(1957年)
同年農林省入省 畜産試験場、草地試験場において
牧草・草地に関する基礎研究に従事
1974年 愛媛大学農学部助教授として出向・同年農博
1985年 日本草地学会賞受賞
2000年 愛媛大学退官 同名誉教授
退官後農業に従事、現在豊北郷土文化友の会々長

 

原田修司

1,650円

2016年8月19日

A5/上製

296

978-4-8096-7840-0

内容紹介

Contents Introduction


「愛は小さじ一杯で人を狂わせ、  人を殺してしまうと、あなたは言われましたね」
−運命の糸に操られ、男と女は愛に錯乱し、死の淵へ流れ落ちて行く

さりげない小話(随想)が、池に投げた小石の波紋のような感動となって、読む人の心の中に静かに広がって行く・・・

著者プロフィール

Author Profile

昭和23年2月20日生まれ(本籍地 山口市)
昭和46年3月 中央大学卒業 大阪の商社に入社
昭和49年1月 山口市で行政・司法書士事務所を開設、業務の傍ら創作活動を続け現在に至る

 

三鴨裕明

1,320円

2016年8月10日

四六/並製

268

978-4-8096-7845-5

内容紹介

Contents Introduction

〝しあわせの唇〟は、今日も空を飛んでいます。
男性は悩んでいました。ある女性が好きなのです。〝しあわせの唇〟がピタッと男性の唇に張り付き、女性が両手を拡げて男性の首元に抱きつきながらに唇を合わせました。男性は女性の肩にそっと両手を置いて告げました「愛してます」。

著者プロフィール

Author Profile

昭和21年生まれ。東京都出身。
 昭和57年警備会社設立。代表取締役として現在に至る。
 日本舞踊・絵画制作を趣味としている。
 東京都在住。

 

加藤咲子

1,320円

2016年7月30日

四六/並製

226

978-4-8096-7843-1

内容紹介

Contents Introduction

今世紀最高の青春群像文学!!
出逢い、初恋、片想い、別れ、再会。高校時代の恋はあれからどうなったのか…

「…好きです。こんな告白をして嫌われてしまわないか心配です。…」短い手紙が彼の心を打った。
「俺たちには星の数ほど思い出があるね。俺たち、二十五年間も天の川の両岸にいたんだね…。」
「そよちゃんのこと、好きだったんだよ、あいつ。」上山がボソッと言った。ワインを飲みながら、そっと手繰り寄せる甘くやわらかな幼い記憶。
「北原君が来てるのよ。…彼のことなら遠くの影でもわかるの。昔から、彼の影だけ追って生きてきたから。」

著者プロフィール

Author Profile

東京に生まれ、横浜で育つ。
日本女子大学文学部卒業。
学生時代、教室で書いていた詩と絵が、1988年「詩とメルヘン」(やなせ・たかし氏編集)に掲載される。16年間、月刊経済誌「くれじっと情報」の表紙絵作家として活躍。
現在、服飾デザイナーとして活躍中。ブランド名は「Little France」。
著書に『逢いたくて』(河出書房新社)、『あなたの空は何色ですか』(東洋出版)がある。
三田文学会会員。