書籍一覧〔494冊〕


歴史・社会・政治

ミャンマーの侍 山田長政

侍の末裔と古文書が語る長政残党伝説

 

沖田英明

1,571円

2010年11月

四六判/並製

380+2

978-4-8096-7631-4


内容紹介

Contents Introduction

山田長政の「落ち武者伝説」をミャンマーの地に追った、歴史・ミステリー紀行――世紀の発見か!? 長政は1630年、バンコクから南へ800kmにあるナコーン・シー・タンマラートで死んだとされる。しかし、そこから遙かに遠い、国境を隔てた町・チャイントンに住む山岳民族ゴンシャン族の長老たちの口から「ナガマサ」、「チャムロン(侍)」という言葉が発せられる! そして筆者は当時のソーボア(藩王)の子孫の家に伝わる古文書を発見する!

著者プロフィール

Author Profile

バックパッカー兼ミステリー探検家。現在もアジアのどこかで日本人町の痕跡を探索中。

 

和田進

1,676円

2010年10月12日

A5判/並製

292

978-4-8096-7630-7


内容紹介

Contents Introduction

南アメリカ大陸を形作っている自然、文化、社会の姿を考察し、「南アメリカなるもの」の正体を解き明かす――急速な経済発展の道をばく進し、今や21世紀の世界をリードする大国のひとつとして脚光をあびるブラジル。その可能性あふれる希望の大地を舞台に2016年には南アメリカ大陸初のオリンピックが開催される。世界のこれからを考えたときこの南アメリカ大陸は天然資源の宝庫として、あるいは豊かな食料基地としてその重要性に大きな注目が集まる──いわば人類の未来を託す南アメリカという世界の素顔に迫る。

著者プロフィール

Author Profile

1973年、早稲田大学政経学部卒。石川島播磨重工業(現IHI)入社。2007年 集成社建築事務所の副社長を兼務、現在に至る。幅広い人脈を活かし、各種社会交流活動やノンフィクション分野の文筆活動に取り組み中。

エッセイ

早駆け前へ

生徒隊の青春

 

五木繁則

1,571円

2010年10月12日

四六判/上製

224

978-4-8096-7629-1


内容紹介

Contents Introduction

慈しみ育ててくれた父や母、愛する兄弟姉妹、そしてこの美しい我らが郷土を守らんと、15、16歳にして自らを律し、日々辛い訓練に堪え、精進している、わずかばかりの気高き若者達がこの国の片隅にいてもいいじゃないか!――1963年、高校を1年で中退して陸上自衛隊生徒教育隊に入隊した著者による、ちょっぴり笑えて、ちょっぴり泣けるエッセイ集。

著者プロフィール

Author Profile

1967年、第9期陸上自衛隊生徒課程卒業。自衛隊を退職後、劇団青年座俳優養成所を経て、1973年、TBS系連続テレビ小説のオーデション合格をきっかけに、俳優として主にテレビを中心に活動する。その後、30歳後半に独学して薬種商となり、現在は漢方薬専門の店を経営している。

エッセイ

辛口女

 

 

ジョナサン・オーガスティン

1,466円

2010年07月

四六判/並製

240

978-4-8096-7622-2


内容紹介

Contents Introduction

私はあなたの周りの人のように権威主義には騙されません――山下理恵、大学教授。ハーバード大学出身。けっこう美人。ボランティアサークルの顧問。介護施設の孤独な老人や、生活困窮者などのために活動している。黙ってはいられない、彼女の辛口な性格が、周囲に波紋を投ずる。

著者プロフィール

Author Profile

京都工芸繊維大学准教授。カリフォルニア生まれ、京都在住。米・プリンストン大学東洋史専攻。2001年に博士号を取得。大学のボランティアサークルで顧問を務める傍ら、絵本、小説などを執筆。著書に『仙人之谷』(三民書局)、Buddhist Hagiography in Early Japan (RoutledgeCurzon) など。

ノンフィクション・自分史

認知症バーバちゃんの気持ち 嫁の気持ち

 

 

清水好子

1,257円

2010年07月

四六判/並製

240

978-4-8096-7625-3


内容紹介

Contents Introduction

誰もが経験するに違いない重い課題「介護」。すれ違いばかりでイライラする毎日。本当の私を知ってほしい。自分らしく生きていたい――認知症の義母と介護する嫁。それぞれの「悲しみ、怒り、不安に揺れる心の叫びと願い」が「おばあちゃんの日記」から伝わってくる。

著者プロフィール

Author Profile

1959年、千葉県に生まれる。埼玉県入間市在住。牧師の妻。産業カウンセラー・キャリアカウンセラー。キリスト教主義の保育園に勤務後、日本バプテスト聖書神学校に入学。結婚後、夫の留学のため3年半アメリカで過ごす。帰国後、明星大学通信教育部(教育学)、立教大学大学院博士前期課程(組織神学専攻)修了。現在、教会のメンバーと一緒にハンドベルのサークルを立ち上げ、ボランティア活動等をしている。

小説

伊賀の鬼灯

 

 

眞海恭子

1,676円

2010年07月

四六判/上製

416

978-4-8096-7624-6


内容紹介

Contents Introduction

魂を揺さぶる時代小説五篇(「伊賀の鬼灯」「緋色の絆」「空忍者」「濁り水」「冬の漁り火」)。五つの物語と幾つもの人生。慈愛の心と研ぎ澄まされた感性が紡ぐ至極の人間ドラマ。

著者プロフィール

Author Profile

武蔵野美術大学卒業後、パリのエコール・デ・ボーザールに学ぶ。長いパリ生活のあと、現在は黒い森(ドイツ)で執筆活動を続けている。著書に、『捨てられた江戸娘』(2007年、東洋出版)、『霧の音』(2008年、東洋出版)がある。

ノンフィクション・自分史

人生は心のマラソン 鉢巻隊

 

 

田方 薫

1,257円

2010年06月

四六判/並製

240

978-4-8096-7623-9


内容紹介

Contents Introduction

心で素直に聞いてみませんか、人生の先輩からの、やさしく、あったかいメッセージ。くじけそうな人、くじけてしまった人、この本はあなただけのパワースポットになるかもしれませんよ。「人は心とともに成長していくものです。平坦な道ばかり歩いていると、人の気持ちも汲めない人間になってしまう。「でこぼこ道」を通って、失敗は自分の肥やしにして、心を育てながら人生の冒険をしていこうよ」 

著者プロフィール

Author Profile

20代より都内で会社経営に携わり、幾多の困難に遭遇してきた。本書は、その貴重な経験をもとに、「心」について、独自の奥深い発想、人生観を纏めたものである。

エッセイ

そよ風に吹かれて

 

 

山口政行

1,361円

2010年03月

四六判/並製

160

978-4-8096-7617-8


内容紹介

Contents Introduction

心にしみる42のエッセイ――突然、私を襲った病……そのとき、私を支えてくれたのは、友人とユリカモメ、そして大切な家族だった。「山口氏が綴られたエッセイは、言葉のそよ風となって、読む人たちに親しげに挨拶する」(聖路加国際病院理事長・同名誉院長 日野原重明先生コメント)

著者プロフィール

Author Profile

1950年 兵庫県に生まれる。兵庫県立西脇高校を卒業後、三重大学農学部農芸化学コース卒業。乳業会社に30年間勤務。その間、多くの食品(アイスクリームからチーズ、乳飲料、LL製品、乳酸菌飲料、お茶等)の製造現場を経験し、HACCP、TPM事務局を担当。その後品質管理の仕事に従事。病気により退職後、仕事に復帰、惣菜製造会社の品質管理室に勤務中。ISOの推進委員。クレーム報告書作成にも従事。文章教室に通いながら、執筆活動と写真撮影に勤しんでいる。昨年、朝刊各紙の読者の欄に計7回掲載。家族構成は、家内と一男二女。孫一人。中学時代は、野球部。大学ではヨット部(競技用)に最終年まで所属。

ノンフィクション・自分史

聖なるかがり火

今一度、人が、人として再生していくために

 

村山泰弘

1,571円

2010年03月

四六判/上製

192

978-4-8096-7611-6


内容紹介

Contents Introduction

インドは、あらゆる時代の証言者たちによって、秘められたインドとして知られ、聖なるインドとして崇められてきました。本書は、そうしたインドを、幾千年とも知れない時の彼方から現代に至るまで、あらゆる宗教の垣根を越えた普遍的な立場から支え続けてきた、ヴェーダ及び、ヴェーダーンタの紹介を試みた『真理への翼』の続編であり、前作の『真理への翼』が、ヴェーダーンタと人々の間に立ちはだかっている唯物論の打破に重点が置かれているのに対して、本作品は、その中に開示されている宇宙論や生命論の、より直接的で、より詳しい紹介を試みたものです。

著者プロフィール

Author Profile

1955年熊本県生まれ。無神論者として生きていたある日、自らの宇宙観を根底から変えてしまう出来事を体験し、その導きの中でヴェーダーンタの教えと出会う。1日4~6時間の瞑想を1日も欠かすことのない日々の中で、その教えを6年余りに亘って探求する。その後、完全菜食主義者となり、師に呼び寄せられるようにしてインドへ渡る。

ノンフィクション・自分史

沖縄病末期病棟の朝

─不安神経症者の散歩

 

田中秋陽子

1,571円

2010年03月<

四六判/並製

304

978-4-8096-7618-5


内容紹介

Contents Introduction

第一部「沖縄病末期病棟の朝」を語るTと、第二部「不安神経症者の散歩」を語るTの友人K。この本の危険性は、本来意識することさえなく、考える必要性すら金輪際ない事柄に、不覚にもとらわれてしまうという状況を、幸せな生活を送っている方々にもたらし、「考えたら夜も眠れない症候群」を発症させる可能性があります。

著者プロフィール

Author Profile

画家ルーベンスに憧れ、宗教画家を志して、立教大学キリスト教学科に学ぶ。そこで神学、哲学と出会い、画家志望から一転して研究者の道を目指す。他大学の大学院哲学課程に進学するも授業料を全て書籍代に使い果たし滞納、1年で除籍処分となる。帰郷し、県職員に就く。